もうコンタクトレンズは必要ありません

もうコンタクトレンズは必要ありません



もうコンタクトレンズは必要ありませんブログ:2016年12月28日


定年後の暮らしは田舎暮らしがいいか、都会暮らしがいいか…
何となく夫と会話することがある。

当然わたくしは便利な暮らし、
年老いても安心のある暮らし、
車でお買い物も病院にもすぐに行ける都会暮らしを望んでいる。

ところが…

半年前から
わたくしのお父さんと母親が二人とも体調をくずし、
わたくしは頻繁に看病や手伝いに行くようになった。

両親の住む町は町といっても
20分も歩けば高原、草原、畑、牛、馬が目にとびこみ、
歩いている人の姿は見ないといった全くの田舎である。

遠くから看病に来る娘の私は、
片道3時間の道のりを仕事の疲れと更年期の体調の悪さで
自分が倒れてしまうかもしれないという不安でいっぱいの看病であった。

しかしある時、
不便な土地でのお買い物はどこで?と思っていた矢先、
隣(といっても100m先の)の方からいただく新鮮な野菜やフルーツ、
しばらく歩けば放し飼いの鶏の卵の販売機、
山あいの川で釣った川魚をいただき、
なんともありがたい御馳走かと思った。

またある時は、
看病に疲れたからだで外へ出てみると満天の星空。
真夏の夜風は心とからだにやさしく、看病疲れを一掃させてくれたものだ。

ほぼ半年通う頃、
何となく自分のからだが軽く感じられるようになっていた。

疲れがとれていくような感じがして
両親の元へ行くことが楽しみになってきた。
わたくしの心の中で何かが変わっていく気がする。

デパートも映画館もレストランもないけれど、
昔お子様の頃に当たり前のように感じていた空気、土、水がここにはある。
今現在のからだには、なによりの薬だ。

わたくしの心を半年で変えてしまった田舎暮らしへの魅力、
夫にはまだ何も言ってはいない。




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